筋肉をリラックスさせるビタミン・ミネラル

身体がカルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル不足になると筋痙攣やこむらがえしを起こしやすくなります。身体に必要なカルシウムには重要な役割があります。骨を強くする以外に筋肉、神経、血管、心臓の働きに重要なミネラルです。他にも, 血を固め出血を防ぐ働きもします。主なカルシウムの筋肉の働きは筋肉を収縮する役目です。春先に多く収穫されるブロッコリやほうれん草にはたくさんカルシウムが含まれています。その他の食べ物ではクレソンやオクラ、豆腐、豆乳、ヨーグルト、ミルクに多くカルシウムが含まれています。

ブロッコリとほうれん草にはカルシウムと同様にマグネシウムも多く含まれています。大豆、かぼちゃの種、カシューナッツ、アーモンド等もマグネシウムを補給するには良い食べ物です。マグネシウムの主な役割はカルシウムと共に骨や歯を強化し、300種類以上の酵素の働きを手助けしています。その他、神経と筋肉をリラックスさせる働きや血液と動脈の正常な働きを促す役割をしています。カルシウムとマグネシウムが多く含まれている野菜は調理をするとミネラルが減ってしまうので、なるべく生で食べるのを
お勧めします。サプリメントでカルシウムとマグネシウムを摂る場合はカルシウムとマグネシウムの割合が2対1のバランスの物が良いです。  

バナナ、キウイ、ほうれん草、さつまいも、トマトには多くのカリウムが含まれています。カリウムはナトリウムと共に体内の水分のバランスを保持し浸透圧を維持します。カリウムは腎臓に吸収されるナトリウムを制限し、血圧の上昇を防ぎ、心臓が正常に働くようサポートをします。また、筋肉操作とバランスを保つ役割があります。

ミネラル以外に筋肉が正常に働くには多数のビタミンが必要です。その中でもビタミンB と Cは欠かせません。ビタミンB1,B6,B12は筋肉や神経の働きを良くします。ビタミンB1は炭水化物をブドウ糖に変換しエネルギーに変えます。豚肉、ほうれん草、グリンピース、アスパラガス、レバーにB1が含まれています。B6はタンパク質をエネルギーに変える役割と身体の中でアミノ酸を作る手助けをし、組織を生成し筋肉の再生に役立ちます。B6が多く含まれている食材は ほうれん草、ピーマン、ツナ、ガーリック、
カリフラワーなどです。B12は葉酸と共に赤血球を作る働き、細胞の生成と中枢神経を正常に働かせる役割があります。卵、牛肉、オイスター、ハマグリ、レバーなどがB12が多く含まれる食材です。ビタミンCは血管、靭帯や筋を強くする効果があります。春先のフルーツではイチゴにビタミンCが多く含まれています。キャベツ、ピーマン、カリフラワー、グアバ、キウイ、レモン等もビタミンCの摂取に良い食材です。

3月頃から収穫が始まるパイナップルは筋肉痛に良い食べ物です。筋肉を使いすぎたり
ぶつけたり、痛めてしまうと炎症を起こし腫れてしまいます。パイナップルに含まれる酵素ブロメリンは炎症を抑える効果やたんぱく質、アミノ酸を分離する効果があります。パイナップルの茎の部分に多く含まれるブロメリンはリュウマチ、関節炎、副鼻腔炎などの緩和にも効果があると言われています。その他、胸焼けや消化不良にも効果があると言われています。 炎症を抑える効果があるのでけがや手術後の回復に役立ちます。春に悩まされる花粉症の方も試されては如何でしょうか。
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