かぜ・インフルエンザに効果のあるビタミン、ミネラル

ビタミンAは、皮膚、粘膜、血管の壁など、外部に接する細胞が作られる時に重要な成分です。外部に接する上皮細胞はウィルスが体に侵入するのを壁となって防ぎます。ビタミンAが不足すると、気管支の粘膜が薄くなってウイルスに感染しやすくなります。その他、リンパ細胞の働きを強化し抗酸化作用があります。旬の魚ギンダラにはビタミンAが豊富に含まれています。その他レバー、うなぎ、かぼちゃ、ほうれん草、にんじん、春菊、モロヘイヤ等などにビタミンAが豊富に含まれています。

ビタミンB群が不足すると感染症にかかりやすくなります。ビタミンB1とB2は、エネルギー代謝を高めて免疫力を活性化します。ビタミンB5、パントテン酸は、ビタミンB6や葉酸などと協力して、免疫力を高める為のたんぱく質の生成をサポートします。ビタミンB6は、免疫反応を正常に保つ働きがあります。免疫グロブリンと呼ばれる、抗体の元であるタンパク質の生成を促進する働きをします。その他ビタミンB6はタンパク質やアミノ酸の生成に関与しています。B12は葉酸と共に赤血球を作る働き、細胞の生成と中枢神経を正常に働かせる役割があります。卵、牛肉、牡蠣、ハマグリ、レバーなどにB12が多く含まれています。ビタミンB1を多く含む食材は豚、うなぎ、鮭、カツオ、ブリ、卵黄、大豆、ほうれん草です。ビタミンB2を多く含む食材はレバー、いわし、干ししいたけ、わかめ、ほうれん草などです。レバー、バナナ、いわし、マグロ等にビタミンB6が豊富に含まれています。ビタミンB群は疲労回復にも即効性があるので風邪をひいた時や身体が弱っている時に補給するのに良いビタミンです。

ビタミンCはコラーゲンの生成を促して皮膚や粘膜の強化し、強い歯茎、血管、骨や筋肉を作りウィルスの侵入を防ぎます。その他ビタミンCは白血球の働きの強化、ストレスに対する抵抗力を高める働きと抗ガン作用があるとして知られているインターフェロンの生成を促進する働きがあります。ビタミンCを多く含む食材はブロッコリー、かぼちゃ、ピーマン、ゴーヤ、トマト、グレープフルーツ、キウイフルーツ、レモン、オレンジ、みかん、ほうれん草、じゃがいも、小松菜、いちご、サツマイモなどです。日本に住んでいた頃、冬の寒い時期こたつに入りみかんを良く食べた記憶があります。

サバなどの魚類やシイタケなどのキノコ類に多く含まれるビタミンDが、季節性インフルエンザ予防に効果があることを日本の医科大学が突き止めました。ビタミンDのサプリメント服用によって、インフルエンザ発症率が半分近くに下がったとい報告です。ビタミンDは、体内で細胞の抗菌物質を分泌します。食事だけでは十分補えず、紫外線を浴びることで皮下脂肪のコレステロールの一種がビタミンDに変わり体内で増ます。シイタケ、エリンギ、マイタケなどのきのこ類には、ビタミンD以外にβ-D-グルカンが含まれ、免疫体に伝達する役割のサイトカインの働きを正常化し、免疫機能を正常に働かせる効果があります。多糖類の一種であるβ-D-グルカンは、免疫を高める成分として、最近注目されている成分です。

ビタミンDには免疫を調節する働きがあり、かぜやインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防になると言われています。最近ではコロナウィルス対策にも効果があると言われており、一番注目されているサプリメントの一つと言えるでしょう。ビタミンDは上記に述べた他に、体内のカルシウムの動きを一定に保つ作用もあり、
骨の形成にも大きく貢献しています。

食事や紫外線を浴びる事でもビタミンDを摂取できますが、一定の量を体内に取り入れるにはサプリメントを飲むことが一番効果的です。

日本人のビタミンD 正常値を有する割合は全体の2割〜3割と言われており、血液検査等でビタミンD不足を指摘される事も多いのではないでしょうか?ビタミンD不足の予防には、高齢者では少なくとも1日10μg、ビタミンD不足があれば20μg程度は必要であると言われています。積極的にビタミンDをサプリメントで摂取していきましょう。
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